サッポロサクラビールのお話

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サッポロサクラビール 生ビール
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こんばんは。元プロ野球選手の入来智さんの訃報を知り、びっくりした筆者です。ご逝去の報に謹んでお悔やみ申し上げます。

暗い書き出しになってしまって恐縮ですが、今回は2月7日に復刻発売されたサッポロサクラビールのお話をしたいです。

・サッポロサクラビールとは…

2023年2月7日にサッポロビールから復刻発売されたビールです。

以下、引用です。

大正2年より、九州初のビール工場※で製造されていた「サクラビール」を現代風にアレンジしました。
「サクラビール」は、大正から昭和初期にかけ親しまれた歴史あるビールです。

※1913年(大正2年)、北九州門司地区に竣工。
その後サッポロビール(株)が継承し、2000年まで九州工場としてビールの製造を続けました。
現在は“門司赤煉瓦プレイス”として、ビール文化や歴史を発信し続けています。

引用元:サッポロビール公式ページ

・どこで買えるか…

通常のサッポロビールの商品(黒ラベルやエビスビールなど)の取り扱いのあるコンビニ、スーパー、そして酒類のディスカウントストアなどで購入可能です。ちなみに当方は、いつもお世話になっている近所のイトーヨーカドーで購入しました。

・味、感想…

ベージュを基調としたパッケージです。ベージュの色にレンガの模様が施されています。1913年に発売されたパッケージをモチーフとしたデザインです。パッケージ上部には赤い円があり、その中に1913年当時のビール工場の風景画、紺色の文字で「SAKURA BEER」と書かれています。その下には赤い色で桜の花のイラストが描かれています。

サッポロサクラビールのパッケージ(その1)

桜のイラストを挟むような感じで「LAGER BEER」と記されています。円の下には、赤い文字で「サクラビール」と書かれています。パッケージの下部には「世界で親しまれたビールが現代に生まれ変わる。」と記載されています。

パッケージの裏面です。

サッポロサクラビールのパッケージ(その2)

次のように書かれています。
以下、引用です。

大正2年より九州初のビール工場で製造されていた
「サクラビール」を現代風にアレンジしたビール。
「サクラビール」は対象から昭和初期にかけ愛された
歴史あるビールです。香ばしいコクとすっきりしたのどごしを
両立させたバランスの良い味わいを
お楽しみください。

引用元:サッポロサクラビール

ピカチュウ先生にご登場頂きます。濃い目の黄色です。泡の色は少し黄色味を帯びいています。自分だけかもしれませんが、フタを開けた瞬間にちょっと鼻を突くような匂いが感じられました。味は安い紙パックの日本酒やこれまた安いワインや焼酎に見受けられるのですが、二日酔いしそうなアルコール溶剤の強めの味です。苦みは少し強めで黒ラベルに近い苦さかもしれません。

グラスに注いだサッポロサクラビール(その1)
グラスに注いだサッポロサクラビール(その2)
グラスに注いだサッポロサクラビール(その3)

個人的な感想になりますが、好き嫌いの別れる味かと思います。もともとは1913年に作られたビールとのことなので致し方がないのですが、人を選ぶビールかなぁとは思います。憶測になりますが原始的な国産ビールなので2020年年代の現代とは異なり、ビールに対して風味や香りなどは求めておらず、苦くて酔えれば良いというコンセプトで作られたビールではないかと思いました。

先日にご紹介したサッポロゴールドスターと同じで残念な感じです。

同じくサッポロの「 NIPPON HOP 始まりのホップ 信州早生」の記事を書く際に調べるにあたってビール造りの拘りやビール職人の方々の矜持というものが感じられたのですが、もちろんサクラビールにもそういったバックボーンはあるかもしれませんが、実際に飲んでみて、あまりそれが感じられないような味でした。

また飲みたいかと聞かれたら「遠慮します」と答えたいです。そんなビールでした。

飲めば話のネタにはなるかしれませんので、ご興味のある方はお試しください。

また見に来てくださいね。

・2023年4月13日追記…

画像を整理していたら2022年のバージョンの写真が出てきました。これもブログを休んでいた時期に撮りだめしていたものです。参考画像として掲載しておきます。2023年度版とのパッケージの違いを楽しんでいただけたら嬉しいです。あまり違いが無い気もしますが…

サッポロサクラビール(2022年度版)

・2024年2月27日追記…

検索サイトの兼ね合いでこちらの記事が検索にヒットしたと思いますが、2024年1月30日に発売されたサッポロサクラビールの2024年度版の記事は、こちらです。併せてご覧いただけると嬉しいです。