こんばんは。あるファッションサイトを見ていたら、海外のファッションショーの取材記事があり、そこで登場するモデルさんたちの髪の毛の色が漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のようにとても奇抜な色だったことに非常に驚いた筆者です。難しいことは、よくわかりませんが現実が漫画に追いついた感じなのでしょうか…?
しょーもない前置きはさておきとしまして、今回はサッポロビールから2023年10月11日から発売されたヱビスオランジェのお話をしたいです。
・サッポロヱビスオランジェとは…
2023年10月11日にサッポロビールから発売された期間限定のヱビスビールです。ちなみに「オランジェ」とは、フランス語で「オレンジ色の」を意味します。
サッポロビール(株)は、ヱビスブランドの新ライン「CREATIVE BREW」第2弾商品である「ヱビス オランジェ」の缶商品を10月11日に期間限定で、びん・樽商品を同日に数量限定で発売します(注1)。
「CREATIVE BREW」は、「つくろう、驚きを、何度でも。」を合言葉に掲げ、ヱビスで100年培ってきた技術と知見を活かしながらこれまでのビールの概念にとらわれない新たなビールのおいしさや楽しさに挑戦していくヱビスブランドの新ラインです。「CREATIVE BREW」の商品開発を担うのは、2024年4月開業予定の「YEBISU BREWERY TOKYO」で醸造を担当するChief Experience Brewerの有友 亮太(ありとも りょうた)です。若手醸造家ならではの感性や現代の製法や技術を取り入れながら、お客様に驚きを届け、新たな幸せ時間を創造していくことを目指し、ヱビスならではの上質なおいしさ、そして、独創的な商品をご提案していきます。
「CREATIVE BREW」の第2弾となる本商品は、ヱビスブランド130年以上の歴史の中で初めて「オレンジピール」に着目しました。徹底的に吟味したオレンジピールに、柑橘のような香りのホップを一部掛け合わせて実現した、これまでにない、オレンジ香る濃厚な味わいのヱビスです。ヱビスの香りとコクをより一層増幅させた、新たなおいしさのヱビスで、幸せなひとときを彩ります。
パッケージは今回の味わい特長であるオレンジピールのイラストを象徴的に表現するとともに、ヱビスらしい上質なおいしさを表現するために、大理石のような高級感のある繊細なデザインに仕上げました。
引用元:サッポロビール公式ページ
・どこで買えるか…
通常のヱビスビールが販売されているコンビニ、スーパー、そして酒類のディスカウントストアなどで購入可能です。
筆者は、地元のスーパーで購入しました。
・味、感想…
クリーム色を基調としたパッケージです。パッケージ全体がマーブル模様になっています。パッケージの上部にはオレンジ色のエビスマークがあります。エビスマークの下にはオレンジ色の文字で「Premium」、「YEBIUS」と書かれています。その下には、シールで少し隠れていますが、「CREATIVE BEEW」と表記されています。
パッケージの半分くらいのところにオレンジ色の文字で「Orange」と書かれいます。その下にはオレンジの皮のイラストがあります。
パッケージ裏面です。
以下、引用です。
-エビス クリエイティブブリュー –
若手醸造家が新たなビールの魅力に
挑戦していく、独創的なラインヱビス オランジェ
オレンジ香る濃厚なヱビス。
ヱビスにふさわしいオレンジピールを吟味、柑橘を
思わせる香りのホップを一部掛け合わせて実現した
ビールです。これまでにないオレンジ香る濃厚な味わ
いのヱビスをお楽しみください。Chief Experience Brewer
引用元:サッポロヱビスオランジェ
有友亮太
ピカチュウ先生にご登場頂きます。
明るめの茶色(ライトブラウン)に茶色味を帯びた泡です。苦みはやや強めです。こっくりとした口当たり、まろやかさ、そして素材のほのかな甘みが楽しめます。アルコール度数は6%です。
最後はサッポロヱビスオランジとピカチュウ先生のツーショット写真です。
少し話は脱線しますが、引用文の中にある「有友亮太」さんという名前は、どこかで聞いたことがあるなぁと思い、過去のログを確認しましたら、ヱビスニューオリジンというヱビスビールをご紹介したときに見た名前でした。点と点が繋がって一つの線になるというのも面白いですね。
話しを戻しまして、飲んだ後のもう少し掘り下げた感想を書きます。サッポロヱビスオランジの原材料の欄を見まして、コリアンダーがない以外はほぼベルジャンホワイトと同じ原料だったのですが、残念なことにベルジャンホワイトと比較して、オレンジの香りや柑橘系の風味が全くしません。
ヱビスビールの製法がドルトムンダー(ドイツ、ドルトムントが発祥のスタイル。下面発酵ではあるが、ピルスナーと多少の違いがある)と呼ばれる下面発酵のため、仕方がないのかもしれませんが、厳しいことを書きますと素材の味が殺されています。「残念な味」のビールではありませんが、オレンジの風味を楽しみたいのであれば、エール(上面発酵)のベルジャンホワイトの方が圧倒的に楽しめます。
ヱビスビールの新ブランドである「CREATIVE BREW」のコンセプトが従来の作り方に囚われないという海外の新進気鋭のメーカーであるブリュードッグやミッケラーと同じスタンスなのですが、今回ご紹介したヱビスオランジェに関しましては、素材の味が活かされていないので、それが残念に感じました。もっと素材の味を活かすべきだと個人的には思います。
フォローになってはいませんが、残念な味のビールではないので、それはご安心ください。ベルジャンホワイトというビアスタイルを知っている人間が飲んでしまったがために、オレンジの風味が全然足りないということを申し上げることは出来ます。
期間限定のヱビスビールなので、ご興味のある方はぜひお試しください。しかしメーカーが言うほど、オレンジの風味はしませんので、その辺はあしからず…
また見に来てくださいね。